研究課題/領域番号 |
17H07191
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
矢田部 浩平 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (20801278)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 並列位相シフト干渉法 / 偏光干渉計 / 音響光学効果 / 位相シフト干渉法 / 物理音響モデル / 信号処理 / 計測工学 / 位相アンラップ |
研究成果の概要 |
本研究では,光学的計測手法・光学的データ処理・音響的データ処理について研究を行った.光学計測では,空気中に密度の異なる気体を流入する可視化手法を提案し,これまで計測困難だった流れと音の同時取得を実現した.計測データの扱いに関しては,位相シフト干渉法の高度化に取り組み,非線形最適化による高精度な位相抽出を実現した.多方位からの観測データを用いて音響情報を復元する手法も提案し,これらによって光学的音響計測を高性能化することができた.さらに,音響信号に対する解析・処理手法についても研究を行い,光学的音響計測の高度化の可能性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,これまで計測することができなかった音場を観測することが可能となり,測定に基づいて音響現象を解析できる範囲を広げることができた.今後さらに研究を進めることで,産業的な需要は高いが計測が困難な音場を扱えるようになることが期待でき,そのためのステップを進めることができた点に本研究の学術的・社会的意義がある.
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