研究課題/領域番号 |
17H07197
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
三浦 正義 神奈川大学, 工学部, 助教 (50803376)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 相変化蓄熱材 / 機能性流体 / 往復振動流 / 熱輸送促進 / 電子機器冷却 / 微粒子添加 / 振動流 |
研究成果の概要 |
銅板上に正方形溝流路を形成した2ターンU字自励振動ヒートパイプを用い,マイクロカプセル相変化物質(MEPCM,相変化設定温度40℃)を作動流体に添加する実験を行い,MEPCM添加による自励振動ヒートパイプの熱輸送性能向上効果を明らかにした.具体的には,種々のMEPCM添加濃度作動流体で実験を行い,熱輸送量と加熱部-冷却部温度差の関係(熱輸送特性)を得た.その結果,作動流体に対するMEPCM添加濃度には熱輸送性能を最大にする最適値が存在することが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日,電子機器は小型化と消費電力の増加に伴い発熱密度が増大しており,その冷却技術の重要性が増している.そのなかで,従来のヒートパイプと異なる熱輸送機構をもち,今後の高性能熱輸送デバイスとして注目される自励振動ヒートパイプの熱輸送性能向上手法として,これまで着目されていなかった顕熱輸送を増加させる方法を提案した.具体的には,マイクロカプセル相変化物質 (MEPCM) を作動流体に添加する方法であり,作動流体にMEPCMを添加する最適な条件を実験的に調べ,本手法の熱輸送性能向上効果を明らかにした.
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