研究課題/領域番号 |
17H07201
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
青木 真希子 神奈川工科大学, 看護学部, 助教 (80589052)
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研究協力者 |
鈴木 聡
高尾 秀伸
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 授乳姿勢 / 添い乳(臥位での授乳) / 人間工学 / 育児支援 / 筋電図 / 母親の身体負担 |
研究成果の概要 |
出産後に行われる授乳指導では、添い乳(臥位での授乳)についてあまり行われていない。しかし、退院後の母親は高頻度で行っていることが明らかとなった。添い乳での筋電図測定と短期的な痛みの関連をみると、筋負荷が大きい部位が短期的な痛みに繋がる可能性が示された。また、添い乳での左右不均等授乳が授乳期の痛み(慢性的な痛み)に繋がる要因の一つであることが明らかとなった。そのため、添い乳い姿勢には上体の安定が必要であり、頭部から肩関節、背部肩甲骨、両膝間にクッションを使用し、頭部から背中部分は床と脊柱が45°となる姿勢が、身体負荷の小さい姿勢であることが明らかとなった。。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
授乳姿勢による身体負担の明確化および身体負担を最小にする授乳姿勢の確立についての研究は希少である。さらに、日本特有の文化とも言える添い乳は、多くの母親が疲れた身体を休めるために行う授乳方法である。そのように需要があるにもかかわらず添い乳に関する研究はされていない。身体負担が少ない授乳姿勢の確立は、母親にとって最も重要な育児支援の一つであり、健やかな母子関係に大きく貢献できると考えている。
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