研究課題/領域番号 |
17H07225
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
松川 雄哉 南山大学, 外国語学部, 講師 (50803871)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 語彙学習 / 語彙連想 / 語彙検索 / メンタルレキシコン / 第二言語語彙学習 / 外国語教育 / 語彙習得 / 検索 / 仏語 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、新語を、訳語ではなく彼らの既知の連想語を使って思い出す(=検索)というトレーニングが、新しい語彙を覚え、さらに彼らの記憶の中にフランス語の語彙ネットワークを構築するのに有効であることを示唆する研究結果が得られた。また、そのネットワークは母語のそれを基に構築される傾向があることが分かった。最後に、提示された新語から連想をする際のプロセスは、学習者のこれまでの学習経験に影響されるだろうということが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
語彙連想の先行研究とは異なり、学習者が新語を記憶の中でどのようなネットワークを構築して覚えるのかという見地や、連想のプロセスがフランス語の学習経験によって異なることを示唆する本研究の成果は学術的に特筆すべき点である。それから、本研究の成果は、既に知っている単語と新しい単語をつないで、記憶の中に語彙のネットワークを作る重要性を示しており、語彙をどのように学べばよいか、指導したらよいかという問題の解決策の一つを提示している。
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