研究課題/領域番号 |
17H07253
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
細尾 萌子 立命館大学, 文学部, 准教授 (70633808)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 大学入試 / フランス / バカロレア試験 / 思考力・判断力・表現力 / コンピテンシー / 高大接続 / 高校教育 / 指導・評価法 / 論述試験 / バカロレア / 教育学 / 指導と評価 |
研究成果の概要 |
フランスの大学入学資格試験のバカロレア試験では、論述試験が中心である。本研究は、バカロレア試験に向けたフランスの高校での指導・評価法について、生徒のレベルや教科による大きな違いはないことを明らかにした。多くの教師が、論述課題の添削や協同学習など、生徒のコンピテンシーを高める工夫をしている。コンピテンシーとは、知識を活用する問題解決力である。この知見をもとに、日本の高校での指導・評価法の実践的指針を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では、大学入学共通テストの導入など、高大接続改革が進んでいる。そこでは、知識だけでなく、思考力・判断力・表現力も、高校から大学にかけて一貫して育むことがめざされている。フランスのバカロレア試験は古くから論述試験を中心としており、思考力などを問う試験である。高校はこの試験に向けて指導・評価をしている。したがって、フランスの高校での指導・評価法は、思考力などを育成する日本の高校改革の模範になりえる。
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