• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

コラボレイティブ・コンサルテーションによる問題解決のための協働的対話

研究課題

研究課題/領域番号 17H07260
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 臨床心理学
研究機関龍谷大学

研究代表者

伊東 秀章  龍谷大学, 文学部, 講師 (50801411)

研究協力者 吉川 悟  
赤津 玲子  
研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード協働 / システムズアプローチ / ダイアローグ / コミュニケーション / 家族療法 / ロールプレイ / コンサルテーション / コラボレイティブ / 臨床心理 / ナラティブ / 会話分析
研究成果の概要

コンサルテーションにおいて協働性を高めるための初期対応として、コンサルタントが、コンサルティのコミュニケーションに合わせる動きを行い、その後に、コンサルタントが情報収集などを行うことが効果的であると考えられた。その上で、コンサルタントがコンサルティの困難な状況やこれまでの対応に理解を示すことによって応答性を高め、コンサルティへの配慮の文脈の中でコンサルティの想いを明確にすることが重要であることが示唆された。また、コンサルタントが問題解決のために新しい観点を持ち込む時、それをコンサルティが受け入れるか否かの意思決定の機会を担保することが必要である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

教育・医療・福祉と様々な現場において協働的な援助実践の重要性が指摘され、専門家同士や専門家と被援助者の会話において、それぞれの専門性や個別性を尊重する方法を模索することが課題であった。本研究によって、協働的なコミュニケーションの一部を明らかにしたと言え、本結果を応用することで、援助実践をより有益に推進できる可能性がある。専門家や被援助者がより積極的にコミュニケーションを行うことができ、その結果、問題解決行動が促進され、さらには問題解決のための相談そのものが、必要に応じて、より有益に活用されるようになると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 協働的なコミュニケーションの基礎研究2018

    • 著者名/発表者名
      伊東秀章、吉川悟
    • 学会等名
      日本家族療法学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 協働的なコミュニケーションの基礎研究2018

    • 著者名/発表者名
      伊東秀章、吉川悟
    • 学会等名
      日本家族研究・家族療法学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi