研究課題/領域番号 |
17H07261
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪歯科大学 (2018) 大阪医科大学 (2017) |
研究代表者 |
乾 志帆子 大阪歯科大学, 歯学部, 講師(非常勤) (90807695)
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研究協力者 |
植野 高章
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | SLM / チタン / 人工骨 / カスタムメイド / SLM法 / チタンメッシュ / 骨再生 / 再生医学 |
研究成果の概要 |
本研究では、選択的レーザー溶融(SLM)法を用いて作製したチタン(Ti)メッシュを混酸加熱による表面処理を施し、ラット頭蓋骨欠損モデルに埋入した。マクロおよびミクロの観察に基づいて炎症反応を調べることによって、表面上の混酸熱処理の安全性を評価した。 埋入後2、4または7週でTiメッシュを取りだし観察を行った結果、SLM法で作製したTiメッシュ埋入群において、炎症反応の悪化は観察されなかった。これらの結果は、混合酸熱処理を受けたSLM調製Tiメッシュが安全であることを示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腫瘍や外傷で生じる組織欠損、特に支持組織である骨欠損は、運動障害や整容性障害など社会復帰に大きな影響を与える。骨欠損の再建には、患者自身の自家骨と再建用金属プレートを用いて再建手術を行うのが一般的であるが、採取できる骨量の限界、採取部位の二次的損傷や感染のリスクが問題となる。この問題を解決するためには、ハイドロキシアパタイトなどの人工骨使用が考えられるが、強度不足や術後感染の問題などの困難さがあり、理想的な人工骨はいまだ確立されていない。この研究では、選択的レーザー溶融法(SLM法)を用い、いかなる形態の骨欠損部にも適合可能な造形チタン人工骨を作製する基礎データとする。
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