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先制医療志向型インプラント周囲炎予防戦略の創製

研究課題

研究課題/領域番号 17H07266
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

山脇 勲  大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (70805176)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード糖尿病 / インプラント
研究実績の概要

近年では様々なインプラントフィクスチャー表面改質が初期固定を増大させるために開発されているが,その一方インプラント周囲炎の報告が急増している.また,糖尿病はオッセオインテグレーションおよびインプラントの成功率を低下させるとの報告も散見されるが,確たるエビデンスを有する予防策は見当たらない.そこで本研究では,糖尿病モデルでのインプラント周囲炎関連菌への抗菌性と早期オッセオインテグレーションを獲得するシステムを解明することを目指している.
純チタンプレートを#2000まで自動研磨機プラトFS-Aにて研磨し,実験群は10 M水酸化ナトリウム水溶液に24時間攪拌・浸漬し,表面にナノシート構造(TNS)を析出し,600℃で1時間加熱処理し表面に酸化膜を作製した.対照群は#2000まで研磨した純チタンを同様に加熱処理したものを使用した.各チタンプレートの表面性状を電子顕微鏡にて観察し,研磨状態・ナノシート構造が析出されているか確認した.その後,各ディスク上に糖尿病モデルラット由来BMMSCsを播種し,グルコース濃度(5.5,8,12,24mM)に調整した培養液にて硬組織分化誘導を行った.
ALP活性はグルコース濃度の上昇とともに減少したが,OCN産生量とCa析出量はグルコース濃度8.0 mMで著明に減少したが,これより高濃度になると増加した. Ca/P比はグルコース濃度に関係しており,OCN産生量およびCa析出量に類似した傾向を示し,新規研磨方法による過去の研究との差異は認めなかった.
今後,Aggregatibacter actinomycetemcomitas,Porphyromonas gingivalis,Prevotella intermedia,Treponema denticola各菌存在下にてBMMSCsを培養し,硬組織誘導能,抗菌性に関する評価を行っていく.

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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