研究課題/領域番号 |
17H07270
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
VALVERDE Pilar 関西外国語大学, 外国語学部, 講師 (10588205)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スペイン語 / コーパス / 学習者コーパス / 言語習得 / corpus linguistics / learner corpus / learner Spanish / Spanish / SLA |
研究成果の概要 |
本研究では、外国語としてのスペイン語研究のためのCELENという新しいツールを紹介する。これは大学でスペイン語を学ぶ日本語話者によって書かれた文を集めたコーパスであり、今回紹介するバージョン1は、二つの異なる教育現場から得られた文で構成されている。一校目はスペイン語が専攻語として学ばれている関西外国語大学であり、学習者数は459名、収集した文の数は1840、収集した単語数は140,000に上る。もう一校は、スペイン語が第二外国語として学ばれている京都大学であり、学習者数は278名、収集した文の数は2111、収集した単語数は144,000である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本コーパスは、スペイン語を学ぶ日本語話者を対象とした初のコーパスである。このコーパスは次の二点で重要な役割を果たしている。一点目は、本コーパスを用いることで教育現場においてスペイン語教師が調べたい構文、語彙リスト、コロケーションなどに関するデータを、学生らが実際に在学中に書いた文から自動的に採取することが可能となり、さらに教師自身の教育方針を向上させるための結論を導き出したり、対策を採ることが可能になるという点である。二点目は、このコーパスは外国語としてのスペイン語習得研究に役立つという点である。
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