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日本企業のコーポレート・ガバナンスとリスクテイキング

研究課題

研究課題/領域番号 17H07273
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関桃山学院大学

研究代表者

齋藤 巡友  桃山学院大学, 経営学部, 講師 (80803585)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードコーポレート・ガバナンス / リスクテイキング
研究成果の概要

コーポレート・ガバナンスに関連する種々の要因が企業のリスクテイキングに与える影響について実証分析を行った。その結果、自発的に取締役会の独立性を高めている企業や外部からの規律付けの圧力が弱く、経営者が安定的な立場にあると考えられる企業ほど、リスクを積極的にとっていることが明らかとなった。また、企業のリスクテイキングは企業が直面する環境条件により左右されることも確認できた。以上の結果は、近年の日本におけるコーポレート・ガバナンス改革は、企業に必要なリスクを取らせるという観点から考えると必ずしも有効ではない可能性を示唆するものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年の日本におけるコーポレート・ガバナンス改革は、企業の経営陣をいかにして規律付けるか、という観点からの議論が中心的であった。本研究は、企業のリスクテイキングという観点から日本のコーポレート・ガバナンスを実証的に分析することで、リスクテイキングに影響を与えるいくつかの要因を特定するとともに、日本におけるコーポレート・ガバナンス改革の更なる進展に資する有用なエビデンスを提示している。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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