研究課題/領域番号 |
17H07275
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 関西医療大学 |
研究代表者 |
西田 紀子 関西医療大学, 保健看護学部, 助教 (70803716)
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研究協力者 |
亀田 誠 大阪はびきの医療センター, 小児科, 主任部長
田中 謙好 大阪はびきの医療センター, 看護部
盛光 涼子 大阪はびきの医療センター, 看護部
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 食物アレルギー / 食物経口負荷試験 / 小児アレルギーエデュケーター / デルファイ法 / 看護師育成 / 経験知 / 経口食物負荷試験 |
研究成果の概要 |
本研究は、食物経口負荷試験を担当する看護師に教育すべき内容を明らかにし、看護師育成プログラムの開発することを目的に実施した。小児アレルギーエデュケーター資格を持つ看護師を対象に、フォーカス・グループ・インタビューと2回の質問紙調査から構成される3段階のデルファイ法で調査した。その結果、教育すべき内容として、125項目の具体的な支援を明らかにし、それをもとに食物経口負荷試験の看護実践テキストを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、アレルギー看護のエキスパートである小児アレルギーエデュケーターのコンセンサスを得る調査を実施し、食物経口負荷試験を受ける子どもを支援する看護師へ教育すべき具体的な内容を明らかにしたことである。明らかにした内容をもとにして、食物経口負荷試験の看護実践テキストを作成した。本研究の社会的意義は、作成したテキストを用いて、食物アレルギーの子どもに関わる専門性の高い看護師を育成することが可能となることである。それによって、食物アレルギーの正しい診断・治療に寄与できる。さらに、食物アレルギーの子どものQOLおよびその保護者のQOLを向上させる一助となる。
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