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超分子の自己集合に基づく量子ドットの秩序構造の創出

研究課題

研究課題/領域番号 17H07278
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 機能物性化学
研究機関関西学院大学

研究代表者

山内 光陽  関西学院大学, 理工学部, 助教 (20802226)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード量子ドット / 超分子集合体 / 自己集合 / ペリレン / 非共有結合 / 自己組織化 / 超分子化学 / 光応答性
研究実績の概要

水素結合やπーπスタッキングなどの非共有結合を利用した低分子の自己集合は、優れた機能を示す新しいナノ構造体を構築するために必須である。本研究では、「超分子の自己集合に基づく量子ドットの秩序構造の創出」を基盤としコロイド状半導体ナノ結晶(量子ドット)と自己集合性のペリレン有機色素の混合実験を行った。まず、CdSe/ZnSコアシェル型の量子ドットを合成を試み、粒径の整った緑色発光を示す量子ドットが得られた。さらに、両端に量子ドットとの結合部位であるチオール基を有するペリレンビスイミド有機色素を合成した。これらの合成した量子ドットと有機色素を混合することで、量子ドットーペリレン複合体が形成された。吸収・発光スペクトル測定により、極性溶媒中では、量子ドットとペリレンの吸着のみが起こり、量子ドットーペリレン複合体が形成された。また、低極性溶媒中で混合実験を行うと、ペリレン分子間のπーπスタッキングが働き、量子ドットが配列した特異なナノ構造体が形成されることが透過型電子顕微鏡により明らかになった。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 量子ドットと有機色素からなる超分子集合体の構築2018

    • 著者名/発表者名
      山内光陽、増尾貞弘
    • 学会等名
      日本化学会第98春季年会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] ペロブスカイト単一量子ドットのBr/I比率に応じた発光挙動変化の評価2018

    • 著者名/発表者名
      吉村宏之、山内光陽、増尾貞弘
    • 学会等名
      日本化学会第98春季年会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] CsPbI3ペロブスカイト単一量子ドットの合成条件と発光挙動の相関2017

    • 著者名/発表者名
      吉村宏之、山内光陽、増尾貞弘
    • 学会等名
      2017年光化学討論会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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