研究課題/領域番号 |
17H07284
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 関西国際大学 |
研究代表者 |
中野 康子 関西国際大学, 保健医療学部, 准教授 (40453154)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 訪問看護 / 緊急対応 / リスク / 予防策 / 緊急対応予防策 / 看護学 |
研究成果の概要 |
在宅療養者が緊急対応を要請する出来事(リスク)もなく、安全・安心した生活を継続できるために、卓越した10人の訪問看護師にリスクとその支援、予防策について面接調査を行い、質的に分析した。結果、訪問看護師は【リスクを軽減するために必要な情報を得る】を行い、リスク発生について在宅療養者の状態および在宅療養者と家族(以下、利用者)のケア力をアセスメントし、【利用者が緊急対応を要請しやすい態勢をつくる】【安全な療養環境を整える】【予測して、医師の医療上の指示を得て備える】【在宅療養者自身のケア力を高め、支える】【家族のケア力を高め、支える】を行っていた。この結果を小冊子に作り、訪問看護事業所に配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会を迎えたわが国では、2025年を目途に、人々が在宅での生活を安全・安心に継続できるよう、地域包括ケアシステムの構築が進められている。利用者の在宅療養生活の継続を脅かす課題として、在宅療養者の状態変化等による緊急対応を要請する出来事(リスク)が挙げられる。しかし、このリスク予防策に関する先行研究は極めて少ない。そのため、リスクを事前に察知し、予防することができれば、在宅療養者の安全・安心な療養生活を長期に継続できることに寄与でき、訪問看護サービスの効果をさらに高めることができる。
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