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発達障害の特性を持つ健常勤労者と社会機能の連関解明

研究課題

研究課題/領域番号 17H07307
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 疫学・予防医学
研究機関産業医科大学

研究代表者

大塚 悠加  産業医科大学, 医学部, 助教 (80800747)

研究協力者 香月 あすか  産業医科大学, 医学部, 講師 (60566488)
堀 輝  産業医科大学, 医学部, 講師 (50421334)
吉村 玲児  産業医科大学, 医学部, 教授 (90248568)
研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード認知機能 / 社会機能 / 発達障害 / 健常勤労者 / 産業保健 / 予防医学 / 精神医学 / 社会医学
研究成果の概要

健常勤労者であっても発達障害傾向など独特の性格特性を持つ一群で認知機能低下が存在し、社会機能低下をきたす可能性はあるが、健常勤労者の認知機能のばらつきに対するデータはほとんどなく、その要因についても明らかになっていない。本研究では、健常勤労者の認知機能の差異に影響を及ぼす因子を調査した。64例の健常勤労者を対象に、認知機能検査(処理速度、作動記憶、注意、社会認知)、知能検査、心理検査などを行った。それぞれの認知機能に対し、IQや気質、発達特性など異なった因子の関連がみられた。健常勤労者であっても様々な背景因子が認知機能に影響を与える可能性はあり、その点を配慮する必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

様々な精神疾患で認知機能障害をきたすことが知られており、それらが人間関係、日常生活、就労などの社会機能レベルと関連し、また労働生産性に影響することが知られている。また、精神疾患の理由により休業又退職する労働者は増加しており、社会経済的損失も大きく、休業者の軽減は社会的急務である。本研究で、健常勤労者であっても発達障害特性など独特の性格傾向と認知機能に対する影響を明らかにしたことで、今後、社会への適応力を向上させたり、人付き合いの仕方や周囲との関係性の持ち方を理解するなど、社会機能の改善をはかるアプローチを可能とし、精神疾患を未然に防ぐための一次予防に貢献すると考える。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 健常勤労者の認知機能に関する要因の検討2018

    • 著者名/発表者名
      大塚 悠加
    • 学会等名
      日本精神神経学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 健常勤労者の認知機能に関する要因の検討2018

    • 著者名/発表者名
      大塚 悠加、堀 輝、香月 あすか、阿竹 聖和、吉村 玲児
    • 学会等名
      第114回日本精神神経学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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