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明治期法律用語の成立と展開

研究課題

研究課題/領域番号 17H07327
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 日本語学
研究機関大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所

研究代表者

南雲 千香子  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語変化研究領域, プロジェクト非常勤研究員 (90801613)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード法律用語 / 翻訳語 / 近代語 / 箕作麟祥 / 一般語 / 民法 / 翻訳 / 明治時代 / 『仏蘭西法律書』 / 国語学
研究成果の概要

本研究では、明治期の法学者箕作麟祥が、実際に日本で施行された民法内に登場する法律用語にどの程度影響を与えたのか、またその期間に法律用語がどのように変化したのか、及び、翻訳を通して生まれた当時の法律用語が、当時の日本語にどのような影響を与えたのかについて調査を行った。
その結果、法律用語の変遷には大別して3つのパターンがあること、箕作の法律用語に与えた影響が大きかったこと、「善意」という語の例を通して、この時代の法律用語が当時の一般語の形成にも影響を与えていることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今までほとんど研究の進んでいなかった、訳語研究・学術用語研究が活性化することが期待される。またこの研究の意義は日本語学分野における研究の発展だけに留まらず、日本近代法制史分野の発展にも貢献することとなるだろう。さらに本研究は、今後現代法律用語との関連性を考える上での基礎となるものであり、明治期の法律用語成立の様相が解明されることで、現代法律用語の問題として挙げられている「語の意味の難解さ」の生まれた原因を究明することにも繋がるため、社会的意義も大きいと考える。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 法律用語「善意」について ―一般的用法との関わりから―2018

    • 著者名/発表者名
      南雲千香子
    • 学会等名
      日本近代語研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 明治期の日本民法における法律用語の成立 -『仏蘭西法律書 民法』との関連から-2017

    • 著者名/発表者名
      南雲千香子
    • 学会等名
      近代語学会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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