研究課題/領域番号 |
17H07375
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 静岡県立大学 (2018) 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 (2017) |
研究代表者 |
下吹越 直子 静岡県立大学, 看護学部, 講師 (50805108)
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研究協力者 |
八代 利香
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ケアマネジメント / 訪問看護 / ケアマネジャー / 介護保険制度 / アセスメント / 介護保険 / アセスメント指標 / 在宅療養者 / 在宅高齢者 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、訪問看護導入のアセスメントツール開発に先がけ、判断指標の構成概念を検討することである。ケアマネジャーを対象に質問紙調査を実施した。分析対象の200部(有効回収率42.2%)を項目分析後、探索的因子分析を行い、因子構造を確認した。その結果、【利用者の生活状況と必要な日常生活の支援】【利用者への医療面の支援の強化】【利用者の医療的処置・管理と療養の時期】【利用者の心身状態の悪化予防と備え】の4因子、96項目で構成され、構成概念妥当性が確認された。クロンバックα係数は、全体で0.974、各因子で0.933~0.963であり十分な信頼性を持つことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、訪問看護導入に伴うアセスメントツールの開発の第一段階として、ケアマネジャーが訪問看護を導入する判断となる要因の構成概念、構成する項目を明らかにすることであった。その結果、構成概念は【利用者の生活状況と必要な日常生活の支援】(37項目)【利用者への医療面の支援の強化】(19項目)【利用者の医療的処置・管理と療養の時期】(18項目)【利用者の心身状態の悪化予防と備え】(22項目)であり、96項目で構成された。 ケアマネジャーのアセスメントの偏りに影響されることなく、訪問看護が在宅療養者へ適時に提供されるよう、各因子を構成する項目を精選し、実用化ヘ向けて、さらに、分析をすすめる必要がある。
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