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減量前体脂肪率を指標としたアスリートの減量のためのエネルギー摂取目安量の確立

研究課題

研究課題/領域番号 17H07402
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター

研究代表者

近藤 衣美  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツメディカルセンター, 契約研究員 (50515707)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード減量 / エネルギー密度 / 身体組成 / アスリート / エネルギー代謝 / スポーツ栄養学 / エネルギーバランス / 二重標識水法 / 4成分モデル
研究成果の概要

本研究は、アスリートの減量前の体脂肪率と1kg減量するために身体から喪失するエネルギー量(エネルギー密度)との関連を明らかにし、減量時のエネルギー摂取量の目安を検討した。29名のアスリートを対象に、減量前後の体重と身体組成を測定し、体脂肪減少量を9,500 kcal、除脂肪減少量を1,020 kcalとして、身体から喪失したエネルギー量、1kgの減量のエネルギー密度を算出した。その結果、1 kgの減量時のエネルギー密度は2,150±1,354 kcalだった。また、減量前の体脂肪率と減量時のエネルギー密度に正の相関関係がみられたが、減量期間の影響を考慮すると、この関係性は認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、体重1 kgの減量には約7,500 kcalのエネルギーを不足させなければならないと考えられている。しかし、本研究のアスリートの減量で失われたエネルギー量は体重1 kgあたり2,150 kcalであり、現在用いられている約7,700 kcalよりも少なかった。その要因として減量前の体脂肪率と減量の日数が関与していると考えられた。アスリートの減量にはこれらを考慮した新たな減量時のエネルギーバランスの目安を提案できる可能性が考えられた。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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