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聴覚障害幼児児童生徒の作文学習を支援するフォ―マットの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H07411
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

研究代表者

山本 晃  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研究企画部, 総括研究員 (70804996)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード聴覚障害教育 / 作文指導 / 指導の工夫 / 作文フォーマット / 絵日記 / 日記 / 作文 / 書き言葉 / 聴覚障害 / 言語指導 / フォーマット / 語彙力 / フォ―マット / 教育学 / リハビリテーション
研究成果の概要

本研究は、書く力が十分に育っていない聴覚障害児への一つの指導の手立てについて検討した。全国調査の結果から、聾学校経験年数に関わらず、聾学校教師の94.2%が絵日記・日記・作文の指導について、難しさを感じていることが明らかになった。また、聾学校教師はその難しさを感じつつも、様々な指導の工夫を、発達年齢に合わせて行っていることが示された。その中で、「話のやりとり」を軸とした指導が、全体的に高い割合を示していた。それらの「話のやりとり」を行うことを明確に位置付けたフォーマット等の活用で、書くことが苦手な聴覚障害児が、書くことへの抵抗感を減らし、書くことができた事例を見ることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の中の調査によって、聾学校の教師が、絵日記・日記・作文の指導について、聾学校経験の長さに関わらず、難しさを感じている教師が94.2%であることが示された。
しかし、その難しさを感じつつも、聾学校では様々な指導の工夫が、発達年齢に合わせて行われていることが、900名中805名の記述から示された。そして、その工夫の中で、「話のやりとり」を軸とした指導が、全体の53%と多いことが示唆された。
それらの「話のやりとり」を行うことを明確に位置付けた絵日記・日記・作文フォーマットの活用で、書くことが苦手な聴覚障害児が、書くことへの抵抗感を減らし、書くことができた事例を見ることができた。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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