研究課題/領域番号 |
17J00060
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 神戸市外国語大学 |
研究代表者 |
落合 いずみ 神戸市外国語大学, 外国語学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アタヤル語群 / セデック語 / シラヤ語 / ファボラング語 / 歴史言語学 / 台湾オーストロネシア諸語 |
研究実績の概要 |
セデック語とアタヤル語の比較によりアタヤル語群祖語の再建形をこれまでよりも精度のよいものにし、その上でアタヤル語群祖語を台湾西部平原諸語と比較するのが本研究の主旨である。当初、研究対象としていた台湾オーストロネシア諸語(アタヤル語群と台湾西部平原諸語)のうち、セデック語、アタヤル語、シラヤ語、ファボラング語に関して研究の深さの差はあるが、研究を進めることができた。セデック語はフィールド調査を数度実施し、語彙を増やした。アタヤル語は語学講習会を聴講する機会を得、一から学習しているところである。シラヤ語は文献調査に基づき学会発表を行った。ファボラング語も文献調査に基づき学会発表を行った。このほか、研究発表などでは他の台湾オーストロネシア諸語にも言及することがあり、サイシヤット語、ブヌン語、パゼッヘ語などについてアタヤル語群との比較的な視点から分析を加えたりもした。 これまでの観察から、アタヤル語群(アタヤル語またはセデック語)とシラヤ語またはファボラング語の間に同源語を多く認めることができた。ただし、これらの同源語がオーストロネシア祖語から保存されてきた形式であり、これらの言語間の系統的近さを裏付けるものではないのか、それともこれらの言語にのみ現れる特殊な形式を示しており、これらの言語が、他の台湾オーストロネシア諸語とは異なる別個のグループを成すことを裏付けるものなのかは、さらに緻密な研究を要する。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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