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中近世イタリアの人文主義と外交

研究課題

研究課題/領域番号 17J00545
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 ヨーロッパ史・アメリカ史
研究機関一橋大学

研究代表者

増永 菜生  一橋大学, 大学院社会学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2018年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2017年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードイタリア / ミラノ / 国際学会 / 史料調査 / 人文主義 / ルネサンス / 書記官 / 党派 / 反乱 / 外交
研究実績の概要

2018年度は、引き続きミラノ大学(Universita degli studi di Milano)にて研究指導委託制度を利用して在外研究を行った。
まず2018年5月にはウンブリア州のスポレートに赴き、文書館にて1490年代の議事録を撮影した。これは、1490年代に教皇庁の影響下にあった地方都市の行政について知るためである。
2018年10月下旬には、およそ3日間にわたって、オランダのミッデルブルクにて開催された国際学会"Bridging Divides: Third Conference of the New Diplomatica History Network"にて"Lucrezia Borgia in Spoleto (1499):the Pope's daughter? governatorice? arbitrator?"という題目で報告を行った(英語)。この報告で扱ったのは、イタリア半島内の地方都市と大都市の関係というものであり、「外交」という本学会のテーマの枠組みには小さすぎるものであったかもしれない。しかしながら、「近代的外交」の発祥地と言われているルネサンス期のイタリア半島の政治・行政の一事例を説明したことで、外交史および政治史、国家研究との接続点を議論することができた。
続いて、2018年10月末から11月初旬にかけて、ウンブリア州のトーディの文書館に赴き、1490年代の書簡を撮影した。その際に、アーキビストからテーマに基づく史料の残存状況および最新の地方史研究の状況について示唆を得ることができた。
2018年11月から2019年3月までは、ミラノに戻り、ミラノ大学の図書館にて、ウンブリアの地方史および教会国家関連の研究書を使って調査を進めた。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Lucrezia Borgia in Spoleto (1499): the Pope's daughter? governatorice? arbitrator?2018

    • 著者名/発表者名
      Nao Masunaga
    • 学会等名
      Bridging Divides: Third conference of the New diplomatic history
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 「教皇の娘」:領主間抗争におけるルクレツィア・ボルジア2017

    • 著者名/発表者名
      増永菜生
    • 学会等名
      中・近世西欧における書簡とコミュニケーション研究会春季大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-05-25   更新日: 2024-03-26  

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