研究課題/領域番号 |
17J01899
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
植田 暁 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中央アジア / 集団化 / 経済史 / 地理情報システム / 社会経済史 / 歴史GIS / 遊牧民 / 綿花モノカルチャー / ウズベキスタン / カザフスタン |
研究実績の概要 |
本研究は、事項1「遊牧地域の集団化と遊牧的伝統」、事項2「全面的集団化期における中央アジア農村の変容の解明」、事項3「中央アジアにおける反集団化運動の展開」の3つの研究事項に沿って全面的集団化によって中央アジア農村部がどのように変容したのかを解明することを目指すものである。研究期間の2年目にあたる2018年度は各事項に関して以下の通り研究を実施した。 事項1に関して、1926年センサスのカザフスタンに関する部分を全面的にGIS化し、人口分布と民族籍分布を可視化した。1926年センサスデータと昨年度のカザフスタン公文書館調査で得られたデータとの比較・対照を行い、時系列の変化と諸要素間の関連を検討した。中間報告として、インド・バルッダーマン市において開催されたアジア歴史地理情報学会第7回大会において口頭報告を行い、カザフスタン南部の綿作地帯における人口減少の要因を検討した。本テーマと関連して、2019年1月末から2月中旬にかけてカザフスタン共和国アルマトゥ市の国立中央文書館および国立図書館において文献調査を実施した。 事項2に関しては、昨年度末にオアシス経済のモデル化に関する論文を英文学術誌に投稿したが、査読者及び編集部からの査読結果を踏まえて修正稿を提出し、掲載に値する内容であるという評価を受けた。 事項3に関して、2018年11月下旬から12月上旬にかけてロシア・モスクワ市のロシア国立経済公文書館、ロシア国立図書館において史料調査を実施した。昨年度、スラブ・ユーラシア研究センター所蔵の定期刊行物の調査をもとに整理した情報と対照し、中央アジアにおける反集団化運動の展開の全体像と地域ごとの特徴を整理する作業を実施した。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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