研究課題/領域番号 |
17J02694
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮本 尚也 東北大学, 薬学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2019年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2018年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2017年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 全合成 / アコニチンアルカロイド / デヌダチンアルカロイド / Diels-Alder反応 / Adler-Becker反応 / オルトキノンモノアセタール / 高圧反応 / Mannich反応 / C-H酸化 / シロキシジエン |
研究実績の概要 |
本年度は、アコニチンアルカロイドの生合成中間体である、デヌダチンアルカロイドの骨格構築について、特にC/D環に焦点を当てて検討を行った。まず、昨年度までに、モデル基質を用いて確立した手法を合成中間体に適用した。その結果、電子環状反応後に生じるマグネシオ中間体の反応性が低く、所望のヨードジエンは低収率で得られるのみであり、プロトン化体が主生成物として得られた。さらに、C環の環歪みが大きいためか、ヨードジエンの芳香環化は進行しなかった。ここで、ここまでの合成経路を見直すと、合成中間体である四環性ケトンから、D環の構築に十工程と多段階を要することが問題であった。そこで、以下に示す新たなC/D環の合成経路を立案した。すなわち、天然物B/F環部に相当するモデル基質として、ノルボルネンを用いて検討を行った結果、ピロンとのDiels-Alder反応により、一工程でC環が構築可能であった。さらに、生成物を酸化して得られるフェノールに対し、オルト位選択的にヒドロキシメチル基を導入した後、過ヨウ素酸ナトリウムで処理したところ、Adler-Becker反応が首尾よく進行し、ジエノンエポキシドを合成した。続いて、生成物をエチレンとのDiels-Alder反応に付した結果、D環の構築に成功した。今回新たに確立した合成経路を、合成中間体である四環性ケトンに適用することで、わずか五工程でC/D環の構築が可能となると考えられる。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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