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ゲノム編集技術を基盤とした次世代型トランスジェニック動物作製技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17J02822
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 システムゲノム科学
研究機関広島大学

研究代表者

重田 美津紀  広島大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2017年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードゲノム編集 / ツメガエル / セーフハーバー
研究実績の概要

遺伝子機能の解析法として外来遺伝子の挿入は有効な手段である。両生類においては、メガヌクレアーゼISce-Iや精子核移植法によるトランスジェネシスが主流である。しかしながら、この方法は挿入されるコピー数やゲノム上の位置を指定できない。加えて、位置効果により外来遺伝子がF1以降 にサイレンシングを受けるとの報告が多数ある。ヒトのAAVS locusやマウスのRosa26への外来遺伝子導入に相当する、「Safe harbor system」が逆遺伝学的ストラテジーを用いた今後の両生類研究において必要不可欠であるが、未だ確立されていない。そこで、外来遺伝子を安定的に発現する個体レベルでのシステムを確立するため、ネッタイツメガエルのセーフハーバー領域へのリコンビナーゼの認識配列の挿入をCRISPR-Cas9を用いて試みた。すでに研究室では、CRISPR-Cas9を用いた標的遺伝子へのレポーター遺伝子の挿入システムを確立しており、この方法を用いてセーフハーバー領域へのレポーター遺伝子のノックインを実施した。
ノックインが成功すれば目にRFPが発現するはずであったが、明確な蛍光を観察することはできなかった。一方、実験個体においてゲノム配列を確認したところ、予定されている配列が検出されたため、ノックイン自体は成功していることが確認できた。
これらの結果から、セーフハーバーと考えられた候補の部位においてもノックインされたレポーター遺伝子の構造によって、発現が抑制されている可能性と、挿入される際にレポーター遺伝子等に予期せぬ変異が導入されている可能性が考えられた。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Developmental changes in drug-metabolizing enzyme expression during metamorphosis of <i>Xenopus tropicalis </i>2017

    • 著者名/発表者名
      Mori J., Sanoh S., Kashiwagi K., Hanada H., Shigeta M., Suzuki K., Yamamoto T., Kotake Y., Sugihara K., Kitamura S., Kashiwagi A., Ohta S.
    • 雑誌名

      The Journal of Toxicological Sciences

      巻: 42 号: 5 ページ: 605-613

    • DOI

      10.2131/jts.42.605

    • NAID

      130006076698

    • ISSN
      0388-1350, 1880-3989
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] Functional analysis of autophagy related genes in Xenopus tropicalis metamorphosis using CRISPR-Cas92017

    • 著者名/発表者名
      重田 美津紀, 山本 卓, 鈴木 賢一
    • 学会等名
      日本ゲノム編集学会第2回大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] ネッタイツメガエルの変態におけるatg5とatg7の関与2017

    • 著者名/発表者名
      重田 美津紀, 山本 卓, 鈴木 賢一
    • 学会等名
      2017年度生命科学系学会合同年会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-05-25   更新日: 2024-03-26  

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