研究課題/領域番号 |
17J03204
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
仲村 康秀 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リザリア / ケルコゾア / フェオダリア / DNAメタバーコーディング / 単細胞動物プランクトン / 放散虫 / 微化石 / 動物プランクトン / 群集構造 / プランクトン / 海洋生物 / バイオミネラリゼーション |
研究実績の概要 |
今後のメタ解析による海洋生態系構造の解明を見据えて、本研究では特に情報が乏しいフェオダリア類 (単細胞動物プランクトン) に注目し、以下2つのテーマを設定して研究を進めている。 テーマ1「分布の解明」に必要な試料を入手するため、共同研究者から提供してもらった北極海、黒潮流域および北海道沖のプランクトン試料を顕微鏡観察してデータを蓄積した。特に、黒潮流域に関しては、主な出現種とその分布を解明し、現在論文を執筆中である。また、これまでに蓄積したフェオダリア類の全球的な分布に関するデータを解析し、その成果の一部を国内・国際学会にて発表した (研究発表(2)-1, 3, 4)。現在、投稿論文を執筆中である。また、北太平洋に生息するフェオダリア類と放散虫類について、分布域と共生関係を解明し、論文を執筆・公表した (研究発表(1)-2, 6)。 テーマ2「多様性の解明」に関して、フェオダリア類などに属する観察が困難な単細胞動物プランクトンを検出するため、フェオダリア類特異的プライマを設計し、DNAメタバーコーディングで甲殻類の胃内容物を解析した。この成果の一部は、学術雑誌に掲載された (研究発表(1)-5)。また、前年度までに習得した骨格構造解析技術 (マイクロX線CTなど) と遺伝子分析技術を用いて、フェオダリア類と放散虫類の骨格構造と系統関係を網羅的に解明した。この成果は、当該分野のリーディングジャーナルであるProtist誌に原著論文として掲載された (研究発表(1)-4)。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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