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精神価値を向上させる人の感性を考慮したパフォーマンス駆動型制御系の一設計

研究課題

研究課題/領域番号 17J03657
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 制御・システム工学
研究機関広島大学

研究代表者

木下 拓矢  広島大学, 工学研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード制御 / 感性
研究実績の概要

本研究内容について,1件の国際学術雑誌への掲載や,2件の国内学会発表(1件の受賞)の成果をあげている。なお,1年目の研究計画では「感性メータの開発」を掲げ,機械学習の一種であるランダムフォレストを用いて,脳活動における特定の周波数が感性に影響するということを示唆した。しかしながら,脳波のノイズ除去方法や脳波計自体の特性把握などといった課題があり,完全な感性メータの完成には至っていない。この点については,引き続き精力的に研究を進める。
一方,シミュレーションにおいては,①あらゆる人の感性が異なる場合,②同一人物でも感性が時間変化する場合 について,提案法の有効性を検証している。その際,データベースに基づいた感性フィードバック制御系により,一般的に困難な人のモデリングが不要となり,かつ,非線形系や時変系に対しても迅速に制御パラメータを調整できることを確認した。
実機実験においては,感性メータを除いた装置は完成しており,短下肢装具の踝角度の調整を,データ駆動型制御を用いることで,即応性が向上することを確認している。今後は,感性メータの精度向上のために,複数の感覚を考慮した評価システムの構築を目指す。具体的には,本研究では,短下肢装具を装着しているため,「体性感覚」のみ取り扱っていたが,より情報が多い「視覚」に関する感性メータを構築する。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Design of a Data-Oriented Kansei Feedback Control System2017

    • 著者名/発表者名
      Takuya Kinoshita and Toru Yamamoto
    • 雑誌名

      Journal of Robotics, Networking and Artificial Life

      巻: 4 号: 1 ページ: 14-17

    • DOI

      10.2991/jrnal.2017.4.1.4

    • NAID

      40021058173

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] ランダムフォレストを用いた感性情報と脳波の相関解析に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      木下拓矢,町澤まろ,山本透
    • 学会等名
      電気学会制御研究会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 歩行支援機器における感性フィードバック制御系の一設計2017

    • 著者名/発表者名
      木下拓矢,山本透
    • 学会等名
      第61回システム制御情報学会研究発表講演会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-05-25   更新日: 2024-03-26  

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