研究課題/領域番号 |
17J06446
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
水崎 優希 関西学院大学, 文学研究科, 特別研究員(DC1)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2019年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2018年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2017年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | マインドフルネス / 子育て / 養育者 / 子供 / 抑うつ / 親子 / 精神的健康 / うつ |
研究実績の概要 |
調査研究では、養育者のストレス反応と、養育者のもつマインドフルネス特性が、養育行動や子供の適応にどう作用するのかについて検討した。母親が無気力であるときに子供に一貫性のある対応をするのが難しいこと、怒りを感じているときに感情的な対応をしやすくなることが示唆された。マインドフルネス特性は、自身や子供の状況を言語化したり、客観的に状況をみられるようになることで一貫性のある養育行動につながること、子育て中に怒りやイライラを感じたときに、子どもから一時的に離れることで感情に任せた対応を抑制できる可能性が示された。また、母親が抑うつ気分や不安を感じているときには子どもの向社会性にも影響を与えること、母親が価値判断せず言語化することが子供の向社会性を促進する可能性が示唆された。一方で、子供の内在化障害への効果についての親のストレス反応やマインドフルネス特性についての関連は、本調査では示されなかった。 介入研究では、前年度に引き続き、養育者へのマインドフルネス介入の効果を検討した。これまで行われた介入プログラムのデータを整理し、学会誌への投稿のために論文執筆と学会発表を行った。プログラムの参加者は、発達障害の診断を受けたか、何らかの障害の疑いがある子供をもつ養育者であった。介入前後の比較において、ストレス反応への一定の効果が示された。研究参加者を追加で募集し、プログラムを実施する予定であった。しかしながら、プログラムの実施者でもあった研究代表者の転出に伴い、研究の継続が困難となったため、本研究は中断することとなった。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|