研究課題/領域番号 |
17J07950
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
金城 智章 京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2019年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2018年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2017年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 光遺伝学 / 生体イメージング / 二光子顕微鏡 / がん細胞 / がん間質細胞 / 細胞間相互作用 / 細胞間シグナル伝達 / ライブイメージング / 腫瘍微小環境 |
研究実績の概要 |
がん細胞は、周囲の微小環境に存在する免疫・線維芽細胞などの間質細胞との相互作用により、増殖・転移・浸潤能を獲得することが明らかになってきている。がんと間質の相互作用には、パラクラインや細胞接着シグナルが重要と考えられているが、どの時期にどの細胞から情報が送られるかは不明な点が多く残されている。本研究では、生体内でがん細胞と間質細胞の分子活性を一細胞レベルで観察および操作する技術を開発し、がん間質細胞が、がん細胞の増殖や転移能に及ぼす影響とその分子機構を明らかにすることを目的とした。 がん細胞または間質細胞特異的に分子シグナルを操作するため、二光子顕微鏡下で青色光誘導性に二量体を形成する光遺伝学ツールであるCRY2-CIBNシステムの使用を試みたところ、CRY2はニ光子励起効率が低く、生体内での使用に耐えないことが判明した。そこでFRET-assisted photoactivation法という新たな技術を開発し、ニ光子励起で活性化しやすい新規光遺伝学ツール2paCRY2および、二光子励起依存性にERK活性化を可能にする2paRAFシステムを開発した。また、FRET-assisted photoactivation法を、LOV2ドメイン由来の光遺伝学ツールおよび適用できることを示した。更に、2paRAFを全身性に発現するトランスジェニックマウスを樹立し、生体皮膚組織におけるERK活性の制御メカニズムを調べたところ、正常皮膚においては、ERK活性の伝播は抑制されているが、増殖期においては、その伝播が促進されている可能性が示唆された。 これらの研究は、生体内における、がん細胞の増殖や間質細胞との相互細胞のメカニズム解明に寄与するものと考えられる。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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