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乳児と養育者の共発達:実験室実験とウェアラブルセンサを用いた日常計測からの検討

研究課題

研究課題/領域番号 17J08258
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 教育心理学
研究機関東京大学

研究代表者

福山 寛志  東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードウェアラブルセンサ / 日常 / 親子 / 乳児 / 養育者 / インタラクション
研究実績の概要

本研究は、乳児と養育者が、日常場面においてどのような相互作用をおこなっているのかを調べ、その相互作用経験が乳児と養育者双方の認知や行動の変化にどのように影響しているのかを実験室実験によって調べることを目的としている。今年度は採用年度1年目であり、研究環境の整備に注力した。まず、本研究課題のメインであるウェアラブルセンサの選定をおこなった。結論としては、「日常場面」および「乳幼児」が対象であるという点で適切なセンサを選ぶことが難しく、当初の予定よりも大幅に時間がかかっている。
まだサンプルサイズが小さいため統計的解析には時期尚早であるが、音声データと心拍データの概観から、親子の音声でのやり取りの頻度が乳幼児の心拍変動を抑える傾向があることが分かった。この結果は、親子間の音声やり取りの頻度が乳幼児の注意や学習に関連する可能性を示唆する。今後はサンプルを増やすとともに、実験室実験でのデータや言語発達の指標なども加えた縦断研究をおこない、日常場面における音声やり取りと乳幼児(および養育者)の認知の変化や言語発達との関連についても検討する。
今後は、上で挙げたウェアラブルセンサの諸課題を解決すべく、さらなる選定とデータ収集をおこなう予定である。特に、日常的に身につけるものなので、協力者にとっての負担の少なさという点から新たなセンサを検討したい。
なお、就職により、本研究課題は今年度で終了となる。しかし、新しい職場においても本テーマでの研究を続ける予定であり、本研究課題の受入研究者であった開一夫教授(東京大学)にも協力を仰ぎつつ、次の段階に進みたいと考えている。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Autonomic versus perceptual accounts for tactile hypersensitivity in autism spectrum disorder.2017

    • 著者名/発表者名
      Fukuyama, H., Kumagaya, S., Asada, K., Ayaya, S., & Kato, M.
    • 雑誌名

      Scientific Reports

      巻: 7(1) 号: 1 ページ: 8259-8259

    • DOI

      10.1038/s41598-017-08730-3

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [図書] 絆の音楽性2018

    • 著者名/発表者名
      スティーヴン マロック、コルウィン トレヴァーセン、根ケ山 光一、今川 恭子
    • 総ページ数
      656
    • 出版者
      音楽之友社
    • ISBN
      9784276139091
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-05-25   更新日: 2024-03-26  

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