研究課題/領域番号 |
17J08473
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
内田 康弘 愛知教育大学, 教育学部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 不登校 / 高校中退 / 通信制高校 / サポート校 / 定時制高校 / 全寮制高校 / 学習支援 / 公私連携 |
研究実績の概要 |
採択2年目の本年度は、①通信制高校及びサポート校への訪問調査、②認定NPO法人Zによる定時制W高校での学習・進路支援の調査、③NPO法人Yによる全寮制全日制X高校でのキャリア支援に関する予備調査、を行った。①では、全国のサポート校の運営実態に関する一斉調査を行うため、首都圏の主要サポート校が加盟する日本オルタナティブスクール協会関係者や大規模通信制高校の運営者に引き続き調査協力を依頼したが、本年度も前向きな返答を得られなかった。よって、全国調査を確実に実施できるようにするため、新たに私立通信制高校(3校)とサポート校(3校)に対して訪問調査を行った。その結果の一部は、日本高等教育学会第2回研究交流集会(2018年12月)で発表した。②では、研究協力関係にある認定NPO法人ZがW定時制高校で実施する、高校不登校・中退経験者への学習・進路支援について、混合研究法による分析を行った。分析の結果、W高校では教員やNPOスタッフ、地域住民が協働する形で持続可能な「学校プラットホーム」が形成されていること、そうした場は教育上の困難をかかえる生徒にとって、勤労青少年と生徒アイデンティティを切り替えるきっかけを提供すること、そこを経由することで、生徒は学校世界と労働世界との役割変化をスムーズに行っていることを見出し、これを日本高校教育学会第26回大会(2018年7月)で発表した。③では、地方行政から委託を受けて高校生のキャリア教育支援を行うNPO法人Yが、高校不登校・中退経験者を20年以上積極的に受け入れている私立全寮制X高校で実施しているキャリア支援に関する予備調査(参与観察と生徒インタビュー)を行った。インタビューでは主に不登校経験を持つ生徒に対して、X高校での学校生活やX高校への進学理由、NPO法人Yのキャリア支援に対する効果の実感などを聞き取り、現在、データの分析を進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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