研究課題/領域番号 |
17J09232
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
江口 貴大 東京大学, 医科学研究所, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2018年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2017年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 神経筋接合部 / MuSK / 神経筋シナプス / 受容体型チロシンキナーゼ / シグナル伝達 |
研究実績の概要 |
神経筋シナプスは神経筋接合部(neuromuscular junction : NMJ)とも呼ばれ、骨格筋の主な構成要素である筋管(筋繊維)と運動神経の軸索末端(前シナプス)を結ぶ唯一のシナプスとして、呼吸・運動機能の制御に必須の役割を果たす。NMJの形成・維持は、筋特異的な受容体型チロシンキナーゼ(MuSK)によって制御される。我々の研究グループは、MuSKの活性化とNMJの形成に必須な、筋内在の細胞内タンパク質downstream of tyrosine kinases-7 (Dok-7)を同定し、その重要性を示してきた。事実、Dok-7欠損マウスはNMJを形成することができず、出生直後に呼吸不全により死亡する。しかしながら、Dok-7により活性化されたMuSKが駆動するNMJ形成シグナルの実体については不明な点が多く残されていた。そこで、本研究では、MuSK下流の、NMJの形成・維持・機能に重要な因子(NMJ制御因子)の同定とその作用機序の解明を目指した。 これまでDok-7/MuSK下流で機能することが予想されるNMJ制御因子群を選定し、その一部については遺伝子欠損マウスの作出に成功した。現在、NMJの形態的な解析やマウス個体の運動機能試験により、NMJ形態の経時的な変化とそれに伴う運動機能の異常を解析している。本研究の過程で、新たなNMJ制御因子の候補取得、ならびにNMJ形成・維持に関わる分子のin vivoでのスクリーニング系の立ち上げに成功し、これらの成果によりNMJ形成・維持機構の解明が加速されることが期待される。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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