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舌下免疫療法により誘導される口腔粘膜特異的な新規免疫細胞の同定・機能制御

研究課題

研究課題/領域番号 17J09918
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 薬理学一般
研究機関大阪大学

研究代表者

青井 啓太  大阪大学, 生命機能研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2019-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2018年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2018年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2017年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード免疫寛容 / マクロファージ / 粘膜免疫 / 制御性T細胞 / アレルギー
研究実績の概要

本研究は,マウス顎下リンパ節内の制御性T細胞動態を評価する蛍光生体イメージング技術の開発と,舌下免疫療法により誘導される口腔粘膜特異的な新規細胞を同定する事を目的としている.
まず,マウスを生かしたまま,所属リンパ節と粘膜組織を観察するための生体イメージング系を新たに確立し,顎下リンパ節におけるT細胞,抗原提示細胞の動態を評価するイメージング系を開発する事を目指した.しかしながら,マウスを生かしたまま観察でき,呼吸や心臓の拍動が観察視野に影響を与えない系の確立には至らなかった.
一方で,口腔粘膜特異的な新規細胞の同定に成功した.過去の研究により,舌下免疫療法を実施した患者の口腔粘膜組織においてFoxp3陽性細胞が増加することやinterleukin-10を産生する制御性T細胞が末梢血中で増加することが知られているが,そのメカニズムは未だに明確になされていなかった.更に,アレルゲンは,口腔内の樹状細胞によって速かに捕捉され,その後,顎下リンパ節に移動することが知られているが,どの種類の抗原提示細胞が,口腔粘膜でのアレルゲン捕捉および顎下リンパ節における免疫寛容誘導に重要であるかは未知であった.そこで,舌下免疫療法においてアレルゲン捕捉および免疫寛容誘導に重要な抗原提示細胞のサブセットを同定した.この細胞は,アレルゲン捕捉後に顎下リンパ節に遊走し,Naive CD4 + T細胞にアレルゲンを提示し,Foxp3 +制御性T細胞の分化を促進した.
本年度の研究により,多くの免疫細胞が存在する口腔粘膜組織において,特に口腔粘膜特異的マクロファージサブセットが免疫寛容誘導に必要であることを実証した.

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Oral mucosa-specific macrophage subsets contribute to tolerance induction in sublingual immunotherapy2017

    • 著者名/発表者名
      Keita Aoi, Junichi Kikuta, Masaru Ishii.
    • 学会等名
      The 46th Annual Meeting of The Japanese Society for Immunology
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-05-25   更新日: 2024-03-26  

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