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嫌気性微生物におけるプラズマローゲン生合成経路の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17J40167
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 応用微生物学
研究機関京都大学

研究代表者

奥田 知生  京都大学, 農学研究科, 特別研究員(RPD)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードプラズマローゲン / Δ1'-不飽和化酵素 / エタノールアミン型プラズマローゲン / プラズマローゲン生合成経路 / 嫌気性細菌 / ジメチルアセタール
研究実績の概要

前年度までに、プラズマローゲンを蓄積する微生物を取得し、その詳細なプラズマローゲン組成を明らかにするとともに、プラズマローゲン生合成経路の解明に着手している。本年度は前年度に引き続き、微生物におけるプラズマローゲン生合成経路の特定に取り組んだ。
哺乳類など高等生物では、プラズマローゲンの特徴であるビニルエーテル結合は生合成経路の一番最後にΔ1'-不飽和化酵素によって生成されると考えられている。そこで、これまでに取得したプラズマローゲン蓄積微生物に対し、Δ1'-不飽和化の基質となるであろう各種アルキルアシルホスファチジルエタノールアミンを添加する実験を行なった。しかしながら、想定されるプラズマローゲン産物は検出されなかった。
また、近年、ヒトにおいてプラズマローゲン生合成を担うΔ1'-不飽和化酵素遺伝子が特定されたことが報告されたため、この遺伝子情報をもとに、これまでに取得したプラズマローゲン生産微生物のうち、既に全ゲノムが解読されている数株についてホモログ検索を行ったが、いずれの株のゲノムでもΔ1'-不飽和化酵素ホモログは見い出せなかった。
以上のことから、これら微生物はΔ1'-不飽和化酵素を有しておらず、哺乳類などの生合成経路とは異なる経路でプラズマローゲンを生合成していることを明らかにした。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ラビリンチュラ類Aurantiochytrium sp. T7によるω3-ドコサペンタエン酸(DPA)の生産2020

    • 著者名/発表者名
      ○奥田知生, 波多野文美、松山恵介、安藤晃規, 小川順
    • 学会等名
      日本農芸化学会2020年度大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 糸状菌Mortierella alpina 1S-4株における誘導発現プロモーターの探索と評価2017

    • 著者名/発表者名
      ○奥田知生、安藤晃規、櫻谷英治、鎌田望、落合美佐、小川順
    • 学会等名
      日本農芸化学会 関西・中四国・西日本支部 2017年度合同大阪大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-05-25   更新日: 2024-03-26  

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