研究課題/領域番号 |
17K00016
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
|
研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
宮野 英次 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (10284548)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 組合せ最適化問題 / 条件強化 / 条件緩和 / アルゴリズム設計 / 計算複雑さ / グラフ最適化問題 / 計算困難性 / 計算容易性 / 近似可能性 / 近似困難性 / グラフ有向化問題 / 最大ハッピー集合問題 / 最長共通部分列問題 / 多項式時間アルゴリズム / 近似アルゴリズム / 最大誘導マッチング問題 / ハッピー彩色問題 / 直径限定部分グラフ問題 / 頂点パス被覆問題 / 最小ブロック転送問題 / 距離独立集合問題 / 計算困難 / 高品質アルゴリズム設計 |
研究成果の概要 |
多くの重要な組合せ最適化問題は計算量の意味で困難(NP困難)となる.すなわち,それらの問題の最適解を求めるための多項式時間で動作するアルゴリズムが存在しない.本研究では思いに次の2つの研究成果を得た.(1) 条件を緩和した最適化問題に対しては近似アルゴリズムまたは固定パラメータアルゴリズムを設計した.(2) 条件を強化した最適化問題に対しては高速なアルゴリズムを設計した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生産計画やスケジューリング問題は,組合せ最適化問題として捉えることができ,所望の解を求めなければならない状況が頻繁にある.しかし,多くは計算困難となってしまうため,得られる解の品質や高速に解くことができる入力に関して,ある程度の正確性を捨て,許容出来る解を求める必要がある.本研究課題は,組合せ最適化問題の条件強化と緩和によって効率の良いアルゴリズム設計を実現していることに学術的・社会的意義がある.
|