研究課題/領域番号 |
17K00038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
今堀 慎治 中央大学, 理工学部, 教授 (90396789)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 数理情報 / アルゴリズム / 数理工学 / 組合せ最適化 / 配置問題 |
研究成果の概要 |
配置問題とは,2次元や3次元の形状を持ついくつかの対象物を,互いに重なることがないように,与えられた領域内に配置する組合せ最適化問題である.この問題は実社会に多くの応用を持つが,汎用的な数理最適化ソルバー(混合整数計画問題に対する汎用ソルバーなど)での解決は非常に困難であり,専用の解法を設計することが必要というのが専門家の間で一致した認識である. 本研究課題では,配置問題に対する新たなアルゴリズムの設計と,配置問題に対する既存のアルゴリズムを,異なる目的や制約条件を持つ配置問題や,配置制約を持つ組合せ最適化問題に活用する研究を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実社会に現れる問題の多くが組合せ最適化問題として定式化されることが知られている。汎用的な解法(汎用数理最適化ソルバーなど)によって課題の解決ができる場合は良いが,そうでない場合も多い.本研究において,汎用解法での解決が難しい配置問題に対する専用解法を開発したことで,この問題に対する良質の解を現実的な時間で得られるようになった.また,そのような専用アルゴリズムやその考え方を他の課題でも利用できることを示し,専用アルゴリズムの活用できる範囲を拡げられる可能性を示した.
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