研究課題/領域番号 |
17K00055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
南 美穂子 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70277268)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生物資源評価 / 環境リスク解析 / 統計的因果推論 / 階層ベイズモデル / クラスタリング / 分布回帰樹 / 関数データ解析 / 分布のクラスタリング / 分布の分類樹 / 環境リスク評価 / 空間・環境統計 / 経時測定データの解析 / 分位点回帰モデル / ノンパラメトリック混合効果モデル / 欠測データの解析 / 極値理論 / 分布間距離 / 分類樹 / 偽発見率 / 多変量極値分布 / 階層的ベイズモデル |
研究成果の概要 |
生物資源評価のための統計的モデリングに関しては,全米熱帯マグロ類委員会のCleridy E. Lennert-Cody氏と共同で,クロトガリザメの生息数指標への環境の影響,および,マグロ巻き網船の操業位置に基づく漁業者の協調関係についてモデルを提案して解析し,それぞれ学術論文として公刊された.分布の空間クラスタリングの研究は学術誌に論文を投稿し査読中である. 環境リスク解析に関しては, コロナ禍によりデータの性質が変わってしまったため、大気中のPM2.5濃度の健康への影響調査研究は中止になったが,児童の肺機能成長に関する論文が1編公刊された.他に関連した理論の論文が5編公刊された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は,環境リスク解析・生物資源評価のための新たな統計的モデリング法の提案,および,その理論的な性質を解明するととともに,実データを解析して,現実の問題を解決することを目的とするものであり,研究期間を通してこの目的は達成されたと考える.研究成果は8編の学術論文として公刊され,国内外の学会で発表するとともに,全米熱帯マグロ類委員会が開催する加盟21国・地域の代表者による海洋生物資源管理保全のための国際会合でも報告がされた.
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