• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

小規模マイコンによるIoT機器向けパーティショニングフレームワークの実現

研究課題

研究課題/領域番号 17K00075
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 計算機システム
研究機関南山大学 (2020)
名古屋大学 (2017-2019)

研究代表者

本田 晋也  南山大学, 理工学部, 教授 (20402406)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードIoT / セキュリティ / 組込みシステム / リアルタイムOS / パーティショニング / 組込みシステムセキュリティパーティショニング
研究成果の概要

本研究では,リアルタイムOSと小規模なマイコンにより制御される組込みシステムを信頼性や安全性を担保しつつネットワークに接続することが可能なパーティショニングOSとセキュリティ機構を実現した。これらの機能を用いることにより,既存の組込み機器のソフトウェアの機構を大きく変えることなくネットワークに接続するIoT機器とすることが可能である。本パーティショニングOS及びセキュリティ機構は,小規模マイコン向けのハードウェアセキュリティ機構を用いることにより,実行オーバヘッドを低く押さえることに成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年,スマートスピーカーやスマートフォンで外出先から操作可能な家電等のIoT機器の需要が高まっている。IoT機器は常にインターネットに接続されているため,インターネットからの驚異にさらされることになる。これらの驚異からシステムを守るためには,システムの重要な部分を守るパーティショニング機構や異常を検知するセキュリティ機構が必要となる。しなしながら,これらの機構は処理負荷が高く,処理能力が低いIoT機器で使用すると本来の機能が動作しなくなる。この問題を解決するためにハードウェアセキュリティ機構を用いて,処理負荷を軽減した。これにより,安心安全なIoT機器を実化することが可能となる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] TZmCFI: RTOS-Aware Control-Flow Integrity Using TrustZone for Armv8-M2020

    • 著者名/発表者名
      T. Kawada, S. Honda, Y. Matsubara, H. Takada
    • 雑誌名

      International Journal of Parallel Programming

      巻: -

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] ARM TrustZone for ARMv8-Mを利用した軽量メモリ保 護RTOS2018

    • 著者名/発表者名
      河田智明,本田晋也
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌

      巻: 59 ページ: 762-774

    • NAID

      170000149308

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 時間パーティショニング機構を持つリアルタイムOSの性能評価手法2020

    • 著者名/発表者名
      手塚湧太郎,本田晋也,大谷寿賀子,枝廣正人
    • 学会等名
      第55回組込みシステム研究発表会,情報処理学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] Shadow Exception Stacks: Control-Flow Integrity For Asynchronous Exceptions Using TrustZone For Armv8-M2019

    • 著者名/発表者名
      T. Kawada, S. Honda, Y. Matsubara, H. Takada
    • 学会等名
      The 6th International Embedded Systems Symposium(IESS2019)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 車載制御システム向け次世代プロセッサの 仮想化支援機能を用いたハイパーバイザー2019

    • 著者名/発表者名
      本田晋也 山本椋太
    • 学会等名
      情報処理学会研究報告
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] Shadow exception stacks: 非同期例外を対象としたTrustZone-MベースのCFI機構2019

    • 著者名/発表者名
      河田智明,本田晋也,松原豊,高田広章
    • 学会等名
      暗号と情報セキュリティシンポジウム
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] Arm TrustZone for Armv8-Mを利用したマルチタスク対応CFIの検討2018

    • 著者名/発表者名
      河田智明,本田晋也,松原豊,高田広章
    • 学会等名
      情報処理学会 組込みシステムシンポジウム
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi