研究課題/領域番号 |
17K00105
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
中本 幸一 兵庫県立大学, 応用情報科学研究科, 教授 (70382273)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 組込みシステム / IoT / グラフデータベース / 組み込みシステム / Datalog / 再起クエリ / センサーネットワーク / 異常値検出 / ミドルウェア / システム管理機能 |
研究成果の概要 |
第一に,組込みシステム上にグラフデータベースを開発し,分散コラボレーションシステムをAndorid端末上に開発した.これはKJ法を使ってアイデアをグループ化や関係を行うユーザインタフェースを有する.次にソーシャルネットワークなどの社会活動を対象として,対象間の関係や関係の関係に基づいて情報を効率的に取得するために,関係に基づくクエリの概念を考案し,これを実行する機能を有するにグラフデータベースクエリ言語RelSeekerを開発した.RelSeekerは宣言型プログラミング言語で対象情報の関係を記述するのに適したDatalogに基づいている.以上の成果はIoT機器管理にも適用可能である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究を進める都合上,IoT機器をアイデアや人やものに準えて,アイデアの関係づけやグループ化,人やものの間の関係の情報に着目したクエリ言語をDatalogと呼ばれる宣言型言語を元に開発し,クエリ処理を行うエンジンを開発した.これらの機能はIoT機器管理にも適用可能である.例えばIoT機器間の接続状態を管理する,あるいはクエリを実行して管理情報を取得するなどである.このようにこれまで不足していたシステム管理機能を強化したIoTミドルウェアをグラフデータベースという単一のフレームワークにより実現した.これにより本研究を利用することによりIoTシステムの開発効率の向上に貢献すると考える.
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