研究課題/領域番号 |
17K00108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウェア
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研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
松崎 公紀 高知工科大学, 情報学群, 教授 (30401243)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | XML / 並列分散処理 / データベース / MapReduce / 木構造データ / XPath / 並列処理 / 分散処理フレームワーク / 並列計算 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / アルゴリズム |
研究成果の概要 |
本研究は,これまでに研究代表者が得た並列化手法を適用することで,データ断片化手法により分散されたXMLデータに適用できる並列クエリアルゴリズムを提案・評価することを目的としたものである.本研究における最も重要な研究成果は,最先端のXMLデータベースBaseX上でXPathステップ毎の並列化を実装し評価を行ったことである.また,XPathクエリを一部書き換えた上で木全体に対して並列にクエリを実行する,クエリ分割型の並列化手法についても性能評価を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々なデータが(従来の表形式のデータベースではなく)構造の緩やかな形式で保存・活用されており,100GBを越えるような大規模データも存在する.本研究成果は,そのような大規模木構造データに対するクエリ処理をより高速に実行するための基礎を与えるものである.とくに,最新のデータベース上で並列クエリを実装できることを示したことにより,全てを独自に実装するよりも現実的な実装が可能であることを示した.
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