研究課題/領域番号 |
17K00124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
樫原 茂 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (60380739)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | スマートフォン / センサー / Wi-Fi / Bluetooth / ドローン / 探知 / 減災 / IoT / 避難 / 消防 / 避難呼びかけ / スマートセンサ情報システム / 移動体通信 / 自然災害 / インターネット高度化 |
研究成果の概要 |
災害時における避難率は3.9%と低く、逃げ遅れによる被災者を減らすために、消防隊員等により避難促進のための声掛けなどが行われているが、限られた時間内で各家庭に呼びかけを行なうのは困難である。本研究課題では、消防隊員の効率的かつ効果的な避難呼びかけを支援するために、対象地域で避難を行っていない未避難者(≒スマートフォン)の探知技術に関する研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題における学術的・社会的意義な点は次の2点にまとめられる。(1)スマートフォンの探知に向けて、様々な無線端末から得られる情報の意味付けと関連性を明らかにすることは学術的な特色がある。(2)センサ側が移動し、様々な情報が取得される状況の中でスマートフォンの存在を探知する点、及び実際の社会ニーズを考慮した上での研究設定は社会的意義がある。本研究成果は、減災に向けて、ICTを利活用した効率的かつ効果的な救助活動につながり、また、単に未避難者を探知するだけでなく、避難所に避難している人数の把握等にも応用可能である。
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