研究課題/領域番号 |
17K00139
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
岡崎 美蘭 神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (00545155)
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研究分担者 |
岡崎 直宣 宮崎大学, 工学部, 教授 (90347047)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | デバイス認証 / IoT / ユーザ認証 / 端末認証 / 認証 / セキュア・ネットワーク / 情報システム基盤 |
研究成果の概要 |
本研究では,スマートフォンなどのモバイル端末を用いてサービスを利用する際の情報流出防止対策として,サービスを提供するサーバと利用者のモバイル端末との相互認証手法について検討を行った.特に,モバイル端末が無線LANを利用してサーバに接続する際の中間者攻撃による不正アクセス防止対策として,サーバ側でカメラという視覚的なチャンネルを用いて正規なモバイル端末を認証できる新たなセキュアペアリング手法について検討した.そこで,カメラが認識できるマーカーと加速度データ及び変位データなどを用いて,正規なデバイスかを判断する手法を提案した.さらに,提案手法の有効性を確かめるための実装・実験を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通常,モバイル端末同士のペアリングを行う一つの方法として,キーとなる情報やパスワードをデバイスに手動で入力することにより相互認証を行う方法がある.しかし,機器同士のペアリングを行う機会が多くなれば,逐一手動で相互認証を行うことは手間のかかる作業となる.よって,即時的で手軽であり,加えて空間的に精密に分けることができるペアリング手法が必要となる. 本研究は,特殊なカメラを必要とせず,安価な通常の機器を用いることにより,増加するペアリング機器のコストを削減できると考えられる.また,ペアリング機器同士を高精度に認識できる手法を実現することでより安全なペアリングを行うことができると期待される.
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