研究課題/領域番号 |
17K00144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
久松 潤之 大阪電気通信大学, 総合情報学部, 准教授 (90434802)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 動画像ストリーミング / WebRTC / 低遅延ストリーミング / MPEG-DASH / ストリーミング / TCP / ネットワーク / anticipatory networking |
研究成果の概要 |
モバイル端末でも利用可能な低遅延ライブストリーミングを実現する手法を検討した。提案システムは、現在のブラウザでスタンダードとなるWebRTCを用いて、現在広く利用されているメディアエンコーダのパブリッシュ方式を採用する。これにより、モバイル端末で動作しつつ、さらに低遅延なシステムが構成できる。提案システムでは、低遅延なライブストリーミングを提供するだけでなく、ネットワークにおいて配信の品質が落ちた際にフォールバックとして、別の配信品質に変更を行う。さらに、提案システムを実ネットワーク環境において、評価を行い、その有効性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ネットワークの広帯域化により、動画像ストリーミングサービスが普及しており、これらのトラヒックは増加を続けている。また、モバイル端末による動画像ストリーミングの視聴数は飛躍的に増加している。すなわち、今後のインターネットにおいて、モバイル端末を対象とした動画像ストリーミングは、今後、最も用いられるアプリケーションであり、その研究開発は重要である。 また、本研究では、全く新しいネットワークシステムを構築するのではなく、既存の構成の配信者、サーバ、視聴者から構成されることを前提としており、現実的なシステムとなっていることに、意義がある。
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