研究課題/領域番号 |
17K00145
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
幸島 明男 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (20357130)
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研究分担者 |
河本 満 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (10300865)
車谷 浩一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究主幹 (50356945)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | モバイルセンシング / 生体センシング / スマートウォッチ / peer-to-peer / スマートフォン / Peer-to-Peer / スマートセンサ情報システム |
研究成果の概要 |
本研究課題では,腕時計型の情報端末であるスマートウォッチをターゲットデバイスとしたモバイル生体センシング基盤の実現を念頭に,複数のセンサデバイスから得られる時系列センシングデータを Peer-to-Peer(P2P)方式で共有するためのエッジデバイス上の分散複合イベント処理の効率的な実現方法について検討した.そして,スマートウォッチをターゲットデバイスとして研究開発を行い,1)モバイル時刻同期システムの実現,2)モバイルセンシングシステムの実現と多次元時系列センサデータ解析手法の提案,3)出版-購読型の内部アーキテクチャを用いたP2P通信システムの実現などの成果を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,腕時計型の小型の情報端末の双方向相互通信により,遠隔地から高齢者の身体状態や生活状況を見守ることを可能にする遠隔見守りサービスを実現するための情報処理技術に関する研究です.今後の応用としては,より多くの小型センサを使用した身体状況の統合計測や,人工知能技術に基づく健康状態の診断・管理システムなど,腕時計型の端末を用いた新しい介護・医療サービスへの展開が考えられます.
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