研究課題/領域番号 |
17K00148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高橋 翔 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (00708018)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スポーツ映像 / 視線データ / 検索システム / 可視化 / パス可能領域 / 距離計量学習 / 深層学習 / 交通工学 / マルチモーダルデータ分析 / パス可能領域推定 / 情報提示 / フォーメーション情報 / 戦術分析 / サッカー / パスコース / ラグビー / ユーザインターフェース / インターネット高度化 / 情報システム / 機械学習 |
研究成果の概要 |
スポーツの中でも,特に,複数人が1つのフィールド上で連携して試合を進めるサッカーやラグビー,野球等の競技では, フォーメーションが戦術の重要な要素であり,その分析は,試合内容を理解するために重要である.このため,本研究課題では,サッカーの分析データを生成する理論の高度化を進めるとともに,利用者のレベルや興味に応じて選手やチームの情報,戦況,さらには戦術の高度な情報までを動的に提示する次世代の可視化技術を構築した.すなわち,本研究では,利用者の「知識レベル」や「環境」等から,「所望する分析データ」と「利用環境に適応した提示方式」を定める理論の導出と,情報提示の基盤技術を構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,利用者の「知識レベル」や「環境」等から,「所望する分析データ」と「利用環境に適応した提示方式」を定める理論の導出と,情報提示の基盤技術の構築を進めた.これによって,スポーツの効率的な観戦や教育等を助ける情報提示の基盤技術が進展した.また,スポーツの情報提示のみならず,社会基盤としての応用可能性も模索した.具体的には,道路利用時,すなわち交通のシーンにおいて,拡張現実等によって「利用者およびその周辺環境」に応じた情報提示の方法論を検討するに至った.これは主軸をスポーツの発展のための情報科学としての学際的な貢献であり,高い研究成果の意義が学術的・社会的に認められるものである.
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