研究課題/領域番号 |
17K00163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
海野 浩 神奈川工科大学, 情報学部, 助教 (40387080)
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研究分担者 |
上平 員丈 神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (50339892)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マルチメディア情報生成 / 情報ハイディング / 輝度変調 / フラットパネルディスプレイ / 透かし / デジタルサイネージ |
研究成果の概要 |
デジタルサイネージのディスプレイに表示される動画像の中に多数の情報を不可視に埋め込むこと,および,それに表示された動画像をビデオカメラで撮像した動画像からその情報を選択的に抽出することを可能にするディスプレイ技術を提案し評価した.最初に,表示動画像の中に埋め込まれた情報の不可視性と可読性の両方を満たす条件を明らかにした.次に,表示動画像の中に多数の情報を埋め込むことを可能にする情報のビデオフォーマットを定義した.さらに,表示動画像を撮像した動画像の中に不可視に埋め込まれた情報を,選択的に抽出する方法を提案し,提案方法の実現可能性を実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的な意義は,ディスプレイに表示される画像の中に情報を埋め込み,この表示画像を撮像した画像から埋め込まれた情報を読み出す点にある.特に,複数の情報を多重化して埋め込み,その中からユーザが必要な情報を選択的に読み出すための基盤技術を実現した点にある.本研究成果の社会的な意義は,デジタルサイネージの表示画像中に複数の言語を埋め込むことができ,表示文字が読めない者にも情報伝達が可能になる基盤技術を提供した点にある.この技術は旅行者への情報伝達を支援するツールの基盤となる.
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