研究課題/領域番号 |
17K00173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高性能計算
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
竹島 由里子 東京工科大学, メディア学部, 教授 (20313398)
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研究分担者 |
藤代 一成 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00181347)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 可視化 / 微分位相解析 / 特徴解析 |
研究成果の概要 |
本研究では,視覚的にデータを解析する可視化処理におけるパラメタ値設定を,対象データの特徴である微分位相構造を用いて自動的に決定し,適切な可視化結果が獲得可能な高度可視化環境の構築を行った.これまでにユーザが手動で行っていた処理の効率化だけでなく,誤った解釈を促進するような可視化結果の獲得を避け,ユーザの技量に関係なく,適切な可視化パラメタ値を包括的に設定することが可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
可視化のパラメタ値自動設定問題は,可視化分野においても重大な課題の1つである.しかし,可視化パラメタ値設定と可視化処理を統合的に扱える環境は存在していなかった.本研究では,データの特徴として微分位相構造に着目し,代表的な可視化パラメタ値を統合的に設定できる環境を構築できたため,可視化処理の効率化に貢献できる.また,天文学分野という具体的な分野に適用したことにより,実際の天文学者の解析に役立てることができ,有用性が示せたと考えられる.
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