研究課題/領域番号 |
17K00178
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
西出 隆志 筑波大学, システム情報系, 准教授 (70570985)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 暗号技術 / 暗号 / 情報セキュリティ |
研究成果の概要 |
暗号技術は現代において通信データを秘匿するために広く利用されているが,それ以外に,電子化され保存されたデータの暗号化にも広く利用されている。データの暗号化は安全性の向上に大きく寄与する一方で,データの利便性にも大きな影響をもたらす。つまり暗号化したデータは復号しなければ利用できないが,コンピュータシステムへの侵入を完全に防止するのが困難な状況において,可能な限り暗号データを復号せずに利用したいという要請がある。本研究プロジェクトではそのような状況へ対応すべく,可能な限り暗号データを秘匿したまま様々な演算処理が可能な手法の実現に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々なデータを電子化し,大量に保存することが可能になった現代において,多種多様な場面で情報を活用することが求められている。集められた情報を分析することで新たな知見が得られることが期待できる一方で,機密情報は公開/共有することが難しく有効活用できていないという状況があった。そのような価値の高い機密情報を保護したまま処理することを可能とする技術の開発は,有用な情報の利活用を促すことにつながる。
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