研究課題/領域番号 |
17K00188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
若林 真一 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (50210860)
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研究分担者 |
上土井 陽子 広島市立大学, 情報科学研究科, 講師 (80264935)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | プライバシー保護 / k-匿名化 / l-多様性 / ストリームデータ / FDH / 専用ハードウェア / ストリーミングデータ / k匿名化 / 近似最近傍探索 / FPGA / LSH / 近傍データ探索 / m-不変性 / プライバシ保護 |
研究成果の概要 |
ストリームデータに対する匿名化に対し、FDH(Flexible Distance-based Hashing)を改良したδ-FDHに基づく近似最近傍データ探索に基づくk-匿名化手法を提案し、計算機実験により有効性を示した。δ-FDHのハードウェア化について研究し、近似最近傍探索ハードウェアエンジンを開発した。提案エンジンはソフトウェアプログラムと比較して、26倍から56倍の高速化を実現した。FDHの拡張として、複数のアンカー集合を持ち、アンカー集合ごとに近似最近傍探索を行うMA-FDHを提案し、計算機実験により有効性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般に、ストリームデータの処理は高速性が要求される。また、匿名化は計算負荷の大きい処理である。本研究で得られた研究成果により、ストリームデータに対する、効率がよく、情報損失が少なく、プライバシー保護に対する安全性が強化されたデータ匿名化が可能となる。急速に普及するインターネットショッピングやSNSなどで生成されるインターネット上を伝送される膨大なストリームデータから有用な知識を獲得することで、新しいビジネスの創出が期待できる。
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