研究課題/領域番号 |
17K00192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 大阪大学 (2019) 東京電機大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
猪俣 敦夫 大阪大学, 情報セキュリティ本部, 教授 (90505869)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ITS / ペアリング / 暗号 / モバイルセキュリティ / ペアリング暗号 / GPGPU / 楕円曲線 / セキュア・ネットワーク / 情報システム |
研究成果の概要 |
ITSは、車両、道路、路側の建造物、および交通利用者をネットワーク接続することにより新たな付加価値提供を行うシステムである。今や自動運転の技術が進化し、自動車そのものが移動手段のみならず情報を提供するパブリッシャーでもあり、今後無人運転での販売サービスや移動手段の代替になる時もそう遠くはない。しかしながら、安全性を最優先にしなければならない自動車においては、その制御と情報との間のリアルタイムな応答性は極めて重要であり、かつセキュリティは重要な課題である。本研究では、自動車のような制約された環境において可能な限りで秘匿性が高く、応答性に優れた認証技術の確立が最大目標である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
安全性を最優先にしなければならない自動車の世界においては、制御と情報との間のリアルタイムな応答性は極めて重要であり、かつセキュリティは重要な課題である。今や自動車は外部と通信を行うことが一般的になりつつあるが、自動車は非常に膨大な数の制御デバイス等が連携して動作しており、より高速な認証が必要である。特に安全性を最優先にしなければならないデバイスやモジュール間通信においてセキュリティを意識することは最重要かつ喫緊の課題である。そこで本研究においては、自動車等の計算能力や動作環境が非常に制約された中において、応答性を確保しつつ軽量化された安全な認証処理を実現するための要素技術の確立を目指した。
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