研究課題/領域番号 |
17K00193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
寺島 美昭 創価大学, 理工学部, 教授 (90450965)
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研究分担者 |
齋藤 正史 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (00759425)
横谷 哲也 金沢工業大学, 工学部, 教授 (00770801)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ネットワーク動作推定 / 無線ネットワーク固有攻撃 / 協調型自動運転 / アドホックネットワークルート推定 / 自律型自動運転 / ジャミング攻撃防御 / アドホックネットワーク動作推定 / ブラックボックス解析 / 無線ネットワーク監視 / ジャミング・サイバ連携攻撃 / 無線ネットワーク動作推定 / ブラックボックス推定 / セキュア・ネットワーク / 高度道路交通システム(ITS) |
研究成果の概要 |
協調型自度運転システムにおいて、自動運転制御や地域交通渋滞情報の交換に用いるアドホックネットワーク型車車間、路車間ネットワークに対する無線ネットワーク固有攻撃検知を目的とするネットワーク動作推定手法を開発した.本手法は、車両と路側に配置される無線端末の送信電波の時間変化記録の追跡と比較解析から、攻撃の影響を通信ルート変化として間接的に推定する.ネットワークシミュレーションを用いた検証により、攻撃による通信ルート変化を追跡する推定手法の推定精度を確認し、実用化の見込みと課題を明らかした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無線通信に対する妨害技術は、電子戦と呼ばれる電波妨害に長い歴史がある.近年は防衛システムでも無線通信の高機能化が進み、ジャミング攻撃とサイバ攻撃が連携する戦術的な通信攻撃が危惧されており、将来予想される無線通信固有の攻撃に対する防御技術の開発は必須、かつ急務である.本推定手法は、ネットワーク詳細仕様や詳細パラメータ情報が無くとも、サイバ攻撃、ジャミング攻撃、これらの連携攻撃などによる通信妨害が通信ルートに与える影響を検出することを目的に、各無線端末の送信情報量の時間変化を解析する汎用性と実用性を備えた新たな解析方法として学術的、社会的意義を有する.本研究成果は、10件の学会発表にて報告した.
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