研究課題/領域番号 |
17K00262
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高嶋 和毅 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (60533461)
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研究分担者 |
北村 喜文 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (80294023)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 空間デザイン / ロボットルーム / 空間計測 / 最適化 / ロボットディスプレイ / バーチャルリアリティ / 臨場感 / ヒューマンインタフェース / モバイルロボット / リーチ / 視野角 / 自律移動ロボット / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
本研究では,環境センサで取得した人々の様々な作業や行動に対応し,複数台の自律移動デジタルテーブルとウォールを連携させ動的に配置することで,常に最適な作業空間を人々に提供するシステムを構築する.これにより,これまでの静的空間デザインでは柔軟に対応出来なかった時間的・空間的な変化を有する個人または複数人による知的活動を持続的に支える新たな動的空間デザイン技術を確立する.人々の作業中の複雑な変化に柔軟にかつ安全に対応するため,それらの動的配置アルゴリズム,プロトタイプ,その検証を繰り返し,コアとなるアイディアの有用性を身体特徴,パフォーマンス,運動知覚,臨場感等の観点で幅広く検証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
空間内にいる人の視点から作業空間全体を最適化することは容易ではない.本研究は,空間計測と自由自在に空間のレイアウトを変形することができるロボット型のテーブルトップとウォールトップを複数連携させ,空間を最適化する方法論に取り組んだものである.数学的なアルゴリズムの開発だけではなく,実際にロボット型の什器やディスプレイを開発し,システムとしてのパフォーマンスや人に与える影響も体系的に実証した.得られた知見は多様であり,かつ今後のIoT時代におけるオフィス,研究室,教室,ミーティングルーム,工場などの空間設計に新たな視点を与えるものである.
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